品川台場について
東京には陸には江戸城や増上寺など、江戸時代の名残がありますが、海に名残があることは知りませんでした。
景色も良い上に10分〜15分程度あれば台場を一周できます。
東京都付近に住んでいる方は、ここから100名城観光を始めると進めやすいかもしれません。
品川台場の歴史
品川台場は江戸時代末期の1853年、黒船来航後に建築が開始されました。
急ピッチでつくられた台場
昼夜通して5000人が工事に携わったそうです。
元々は東京湾に11基の台場がつくられる予定でした。
しかし建築費用の関係で4つは未着工、2つは途中で中止されました。
ちなみに建築費用は現代の貨幣価値換算で700億円ほどしたそうです。
アクセス
当日は新橋駅からゆりかもめでお台場海浜公園まで乗車して徒歩15分で登城しました。
料金は片道325円でした。
今までの名城の中でも1番アクセスがしやすく体力にも余裕がありました。
海を間に挟んでフジテレビも見えます。
浜を歩いて階段を昇ってすぐです。
山城のように登山をする必要がなく気軽に観光できます。
平城とも違いシンプルな作りなので観光がしやすいです。
初めての100名城にオススメです。
江戸城と合わせて都心で江戸時代の歴史を感じ取ることができるスポットです。
東京の高層ビル群と台場の自然の対比がなんとも言えません。
復元されている施設
現在の第三台場には当時の施設が再現されて残っています。
それらの施設から当時の建築技術や武器の技術がわかります。
砲台跡
砲台跡が復元されて残っています。
江戸時代当時のものではありません。
弾薬庫跡
手前の柵で囲われている箇所が弾薬庫の跡です。
弾薬庫跡はその他2つあります。
火災や被弾に備えて分散させたそうです。
かまど跡と陣屋跡
手前の塔の様なものは、当時のかまど跡です。
大砲に点火する火種をつくるために設置されていたようです。
奥の石垣のような物が並んでいる箇所が陣屋跡です。
当時の当番制で勤務していた人がここを居住地にしていたそうです。
基礎の部分は当時から現存しています。
台場からの景色
南の方角には鳥の島を見渡すことができます。
品川台場からは第六台場が見えます。
こちらは東京都の管理下にあり、立入禁止です。
アクセス
ゆりかもめ お台場海浜公園駅から徒歩約6分。
りんかい線 東京テレポート駅から徒歩約10分。
スタンプ設置箇所
スタンプはお台場海浜公園管理事務所内にあります。
お台場海浜公園駅から台場駅方面へ歩いていくと、途中で駐車場があるので歩道側を通って入っていきます。
歩道に沿って歩いていくとお台場海浜公園管理事務所に到着です。
事務所に向かって左に入り口があるので、中に入ります。
入り口でスリッパに履き替えて、階段を昇っていきます。
階段を昇ってすぐ正面にスタンプが設置されています。