国土の大部分が自然で覆われている日本ですが、全国にある多くの自然の中でも特に大規模な自然を堪能できるのが、釧路湿原です。
釧路湿原の絶景
まずは釧路湿原の絶景をパノラマで一望してみましょう。
とてつもなく広いです。
周囲に隔てるものは何もなく、湿原が一面に広がるのみです。
中央には全長154km、流域面積は2510Km2を誇る釧路川が通っており、その周りに湖や湿原が広がっています。
少し見にくいですが、位置関係はこんな感じ。
日本にもこんな風景があったのかと思うほど壮大でまさに緑一面の美しい景色が広がっています。
もちろん日本最大の湿原です。
釧路川
釧路川に近寄ってみると、こんな感じです。
日本によくある堤防などで覆われた川とは違い、ほぼ自然のまま残っています。
実はこの風景は鉄道を通る列車から撮影しました。
北海道の鉄道は釧路湿原の中や断崖絶壁、湖の上など面白い所をよく通ります。
特に鉄道沿線では鹿が鉄分補給のため、線路付近に出現しやすいです。(線路近くを舐めて本当に鉄分補給します。)
鹿などの他に運が良ければタンチョウヅルも見れるかもしれません。
大体の方はレンタカーを使うと思いますが、列車を使うのも面白いです。
また、釧路川は夏でも冬でもカヌーを体験出来る川です。
興味のある方は「釧路川源流カヌーツアー」で検索してみましょう。
岩保木水門
釧路湿原にある数少ない人工建造物です。
新釧路川・釧路川の分岐点にある水門で、旧水門がとなりにあります。
隣の旧水門は約100年前に建てられた歴史ある木造の水門で観光名所として有名な場所らしいです。
最後に一言
北海道にはこのように雄大な自然を楽しめる観光名所がまだまだたくさんあります。
本州の観光名所には建造物や昔の町並みなどが多いですが、北海道には釧路湿原を始め大沼公園や知床半島など大自然を中心とした絶景がたくさん広がっています。
旅行先の1つとして検討してみてはいかがでしょうか?
アクセス
車
実は展望台のすぐ近くに駐車場があります。
空港からレンタカーで行かれる方は、こちらで車を止めてから行きましょう。
鉄道
おすすめは鉄道です。
札幌・南千歳駅〜釧路駅まで特急おおぞら号が走っているので、長い道のりをあまり体力を使わずに行くことができます。
また本州などの鉄道は都会の街中を通るような印象ですが、北海道ではたくさんの自然を感じながら走ります。
景色もきれいなので、一度乗車されることをおすすめします。